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民間建築 建築が語る〜イベント&レポート〜
Vol.14 田園の中の工房
元郭の家
2012年4月13日
 菊川の中内田は、まさしく田園のどまん中。事務室からはその田園が水平に広がります。企業の理念である規定概念にとらわれない工場が完成しました。
 今回のイベントは、社員及び協力会の皆さんを対象に行われ、お施主様の挨拶、完成までの物語が紹介されました。一部杉板(地域材)が外壁に使われ、田園に囲まれた外観は、店舗にしても使えそうと、多くの皆さんが言ってました。

Vol.13 水車酒店
元郭の家
2012年4月28日
 田園と里山、そして暖かな住民に包まれた倉真地区の水車酒店がリニューアルしました。道路拡張に伴う店舗移築計画はインナーコートに 佇むクスノキを中心に進められました。
 この日はTalking Architectureでは恒例の鈴木雁先生をはじめ音楽家の富塚章先生、さらに建築家 小澤義一先生をお迎えし、イベントが行われました。夕暮れ時からは住民参加型音楽会やコンクリート打ち放しに映し出された影絵に100名近い近隣のお客さんも満足した模様。

Vol.12 元郭の家
元郭の家
2010年12月11日
 −掛川駅から北側に位置する、掛川城を中心とする歴史・文化ゾーン。その中に『元郭の家』は建っています。住所の字名に残る掛川市掛川元郭(もとくるわ)から名前をいただきましたが、その名が示す通り掛川城の城郭内だったのでしょう。だからこそ、その凛とした空間に恥じない建築、真剣な建築がこの『元郭の家』のひとつのコンセプトでした。
 掛川城を背景に玄関を特徴づける庇には、カワラマン山田脩二さんの瓦を使い独特な風合いを出しています。イベントにはその山田脩二さんをはじめ、設計の小澤義一氏、デザイナーの佐藤雄一氏も参加、地域住民との近隣建築探訪や建築談義が繰り広げられました。

Vol.11 みさきのうち
掛川市城西地内『みさきのうち』
2009年12月23日
 −『みさきのうち』いえいす−と題した今回のトーキングアーキテクチャーは、暮らしの拠点となる住まいと、くつろぎとやすらぎの象徴としての椅子にスポットを当てました。
 建物の各所に芸術家「ゆう・こばやし」の手になる陶器製の椅子などを配し、2階ホールではトーキングアーキテクチャー実行委員会が手掛けてきた建築作品・イベントを振り返るコーナーを設け、建築家・小澤義一氏による建築講話を行うなど、ある意味ではこれまでの集大成とも言えるイベントとなりました。
 年の瀬の慌ただしい中での催しではあったものの、昼下がりから夕刻にかけて多くの来場者が訪れ、広がりと温かみのある空間には和やかな空気が流れて、有意義なひとときを共有することができました。

Vol.10 桔梗が丘の家
掛川市神明町地内 『桔梗が丘の家』
2008年11月2日
 −『桔梗が丘の家』小さな文化祭−と題し、併設ギャラリーで絵画展、住宅の空間ではアコースティックライブ、さらに建築トークセッションと盛りだくさんのイベントが行われ、老若男女多くの人達に参加をしていただきました。
 イベントの計画段階では、昔から桔梗が丘と呼ばれるこの地域の中でも、この建築の建つエリアは文化村と呼ばれていることもあり、主催者側も大きなプレッシャーが…。
 しかし心配ご無用、独特な土地の個性(段丘建築)に不思議と会場が一つになり、《仰げば尊し》の大合唱で幕を閉じました。

Vol.9 丸池の箱
掛川市初馬地内 『丸池の箱』
2007年12月27日
 掛川市は昔から水源に乏しく各地に小さな池が点在します。その数は200箇所近くになり日本でも有数の池保有市ということになります。
 今回はそのひとつである丸池のほとりの建築、『丸池の箱』。
建設予定地を丸池の対岸に置き、池に浮かぶ箱を連想した事から命名、シンプルでかわいらしい建築になりました。
イベントには地域の多くの人たちが集まり、オープンハウスで新しい空間の体感、さらに夕暮れから恒例の『空間影絵』が行われ完成を祝いました。

Vol.8 宮脇の凛とした箱
宮脇の凛とした箱
2006年7月14日
 里山に囲まれた地、凛とした箱がたたずんでいます。大胆に切り取られた大窓からの風景は、四季の移り変わりが手にとる様に、触れ合うように感られるはず。一見シンプルで正直な箱の空間は、強烈なコンセプトとメッセージを含んでいます。来て見て触れて、そして感じて下さい。
 平日にも関わらず多くの人が来場してくれました。口々に一種の驚きの声があり、建築家 小澤義一さんの意図する空間を感じたようです。
 後半には、恒例の施工者・設計・施主による『建築が語る』トークが繰り広げられ大いに盛り上がった1日になりました。

Vol.7 SPOON CAFE'
SPOON CAFE'
2006年4月12日
 サッカーワールドカップに合わせ作られた新しい街に、SPOON CAFE'はあります。愛野駅ができてからは、賃貸マンションの見本市のように、次々と各メーカーのマンションが建ち並び、新しい街の行き先に不安を感じたものだが、年月とともに馴染み、若者の街として定着しつつあります。
 オーナーからの要求は、CAFE'と不動産事務所の併設と、それに伴うCAFE'業務内容変更に対応した平面計画の変更、つまり店舗のリフォームでした。それに対する建築家の答えは明確で、ガラスブロックの光やコンクリートの打ち放し面の力強さなど、素材の持つ力を充分に引き出し、中性都会的な空間を表現しています。
 イベントは夜間でしたが、満席御礼の中で行なわれ、恒例になった雁先生による影絵の舞、建築家による空間講座、一般参加者の質問や感想と進み、あっという間の3時間でした。途中CAFE'の外から中を覗けば、躍動する空間があり、新しい街に新しい小さな灯りが、小さいが力のある光を感じました。

Vol.6 COZY'Sフォトスタジオ
COZY'Sフォトスタジオ
2005年11月19日 18:00〜
 COZY'S(Talking Architecture Vol.1)は、掛川城下の旧東海道に面した位置にあります。かつては栄えた商店街も、今ではシャッターの閉まった商店街になりつつあります。一見扱いにくく魅力のない土地が、ちょっとした捕らえ方の変化や演出で、魅力的な空間にならないか・・・。
 今回は掛川で広がるスローライフ月間イベントの中で協力を頂き、実験的イベントが行なわれました。
 イベントは、地元の芸術家による絵画や、建築家の作品模型のギャラリーとしての空間、インナーコートの桂の樹のまわりで行なわれたワイン・チーズ・パンパーティーの味わい集う空間、そしてコンクリート打ち放しスタジオで行なわれたスチールドラム演奏の音楽空間の3部構成で行なわれました。
 僅かなイベント告知であったが、予想以上の来客で、地道な活動であるが、少しずつ理解者が増えてきた事を実感しました。

Vol.5 COZY'Sフォトスタジオ
COZY'Sフォトスタジオ
2005年8月26日 18:00〜
 COZY'S(Talking Architecture Vol.1)には、桂の樹を中心としたインナーコートがあり、雑踏とした街中ではあるが、見上げれば茜色に染まった空を独占することができます。旧東海道に面したこの地には、そうした贅沢な住宅が結構多くあります。インナーコートに立ち「掛川にいるとは思えない」と感想を言う来客者があるとか。
 今回はそのインナーコートを中心に使い、幻想的な影絵と不思議なサウンドのコラボレーション、自由美術絵画・建築作品のギャラリー空間を創り、異業種の交流を図りました。力のある建築空間だからこそ込み上げる熱い想いをおおいに語り合いました。

Vol.4 平和商会
うな助
2005年5月12日(土)ギターとウッドベースのジャズとアートな影〜平和商会のショールームが一夜だけのライブホールに変わりました。
【参加費 無料◎18:00〜21:00】
 「建築が語る Talking Architecture」のイベントが5月12日に開催されました。国道1号線の交差点に位置する、タイヤ屋さんに見えないおしやれなタイヤ屋さんが完成。まさしく目指した、道標になりうる建物になっています。ショールームが一夜だけのライブホールに変わり、ギターとウッドベースが奏でるスタンダードのジャズナンバーに聴衆の拍手。打ち放しのコンクリートとガラスの壁面、高い天井の空間が心地よく響き、聴衆を包み込みました。参加者は、建築・空間造形関連の大学生や一般の方が中心。
 OHPを使った影絵も上演もありました。影絵といっても、一般に知られている影絵ととは全く違うもの。完成度の高い幻想的な光のアート作品として、心にいつまでも印象が残るものとなりました。豊かで楽しい時間を参加者は演奏者やアーティストと共に楽しみました。当日は夜間からあいにくの雨でしたが、濡れたガラス越しに流れる車のヘッドライトがイベントの演出に貢献していました。

Vol.3 うな助
うな助
2005年4月24日(日)午前に地元中学生を対象とした建築空間講座が開講され、午後は店舗見学会で一般公開されました。
【参加費 無料◎10:00〜21:00】
 地元の中学生、高校生、大学生及びその先生方に声をかけ『建築空間講座 空間の創造』テマにイベントが開催されました。掛川の中心の文化ゾーンに位置する店舗にどのような課題があり解決されたのかなど、興味深い話が建築家や施工者から説明。またゲストで地元の芸術家 鈴木雁先生の空間の話も面白く子ども達も真剣に聞き入っていました。

Vol.2 アトリエie(アイエ)
アトリエie
2004年7月29日(土)30日(日)夕方から店舗と住宅の見学会が開催されました。
【参加費 無料◎18:00〜21:00】
 Talking ArchitectureシリーズVol.2がCOZY’Sにつづき行われました。イベントは、展示会・内覧会ではめずらしく夜間の開催ですが、のべ70名が会場に訪れました。
 Vol.1同様、土地探しから完成までの流れや各職人・業種の役割、建築へのそれぞれの想いが紹介されました。また2日日にはクラシックギターコンサートも行われ、コンクリート打ちっぱなし箱空間における可能性を探りました。

Vol.1 COZY'Sフォトスタジオ
COZY'Sフォトスタジオ
2004年7月17日(土)夕方から店舗と住宅の見学会が開催されました。
【参加費 無料◎17:00〜21:00】
 Talking Architectureシリーズ記念すべき第一回がCOZY'Sにて行われました。イベントは、展示会・内覧会ではめずらしく夕方から夜間の開催る。オーナーの小嶋さんのご好意により住宅とスタジオとそれらに挟まれたインナーコートの見学ができました。見学の後半では、施主・建築家・プロデューサー・施工者などによる座談会が行われ、企画段階における城下町条例下のコンクリート打ち放し建築による表現の苦労話や、建築に対する夢などが紹介されました。また、地元の富塚さんによるミニコンサートも。
 インナーコートに立つ人の中には空を見上げ、「一等地だね」との感想も。東海道すじの特徴でもある、うなぎの軽床が魅力的に感じた一日ででした。